↓メニュー

2009年12月15日

二段合格しました

nomad ^2:43 AM

昨日の昇段試験ですが、おかげさまで二段に合格することができました。

うれしいと同時にほっとしています。
昨日は審査会の後、皆で食事をしまして、その席でだいぶお酒をいただいたものですから、家に帰りついたら8時ごろからグースカ寝てしまいましたよ。

自分の審査の前に他の方の昇級審査の受け手をやりましてね。
まあ体慣らしには良いと思ったんですが、なかなかどうして結構な力強い技でしたよ。
Nさん、急にうまくなりましたよ。ホント良かったです。これからも一緒に稽古しましょうね!
Nさんはお子さんの習い事のお供で来られたパパなんですが、ぜひご一緒に、なんて誘ったら次の週から稽古に来てくれましてね。
「ウホッいい合気道」「いいのかい、ホイホイついてきちまって」的ノリでご参加された良い男。
やりはじめたら夢中になったみたいで、稽古だけでなくいろいろ動画を見たり本を読んだりして熱心に勉強されてます。
オタクテイストなところも大変に結構。
うまくなる時は急にうまくなるもんですねえ。
けっこうキビシイ技を受けました。先生がおっしゃるには力も体格も技とのこと。大柄な体を生かした大きな動きは体の柔らかさと合わせて強力な武器になりますよ。
来年は黒帯目指しましょう。

今回二段の審査を受けるのは3人いまして。順番に呼ばれていくんですが、なんだか僕が最後になってしまいましてですね。前の人のを見てるとドキドキしはじめちゃうわけですよ。
あああの技はうまく決まったなあ、とか。あそこはあわてちゃったなあ、とか。あの技は自分のときにも使おうとか。
で、まあ、僕の番ですよ。

昨日の投稿の審査技の1〜9は順調にいきました。腰投げがナンチャッテではありましたが、まあ良しとしましょう。
短刀どり自由技も外受け(短刀を持っている腕の外側)、内受け(同じく内側。攻撃側は短刀を持っていない方の手で攻撃できるし再度刺しなおすこともできる)も両面できました。
腕がらみっていう大技も出せたし、四方投げ、小手返し、肘当て呼吸投げ、二か条も出せた。

しかしこれからが長かった。
指定自由技、っていうのは先生が「やめ」というまで続けられます。
何度でも同じ技を続けてもいいんですが、やっぱりそれじゃカッコ悪いし、同じ技を続けると自分が不安になっちゃって萎縮しちゃうんですよ。
ですからだいたい5,6本はこれはやっておこうっていうのを覚えておいて、うっかり忘れてしまって技が重複してもそれなりに見えるように組み立てておきます。(いや、僕がそうやってるってだけで、それが正しいわけじゃないんですけどね)
前の二人は5本も出せばやめの合図があったんですが、僕の時は10本くらいづつやりましたかねえ。
もちろんネタは尽きちゃうんで、「オチツケーオチツケーマダナンカデキルダローマダナンカアルダローデキルダローデキ…ウワアアアオモイツカンー」などと思いながら結局技を二周位して。しかも一発、技をかけ損なったのを誤魔化して(もちろん誤魔化しきれてない)もう一回次のときにかけ直したりね。あや手(クロス)の二ヶ条を反対側に回しちゃって全然かかってないのを4ヶ条ふうにひっくり返したり。うは。
指定自由技4種終わったときにはフウフウ言ってましたよ。

最後に二人取りですよ。受け手も交代して新鮮で元気いっぱいのが相手だ。うわーん。
掴みかかってくる二人を相手にどう捌くか。
ただ逃げてちゃダメなんで、技をかけながら逃げる。
早い技じゃないと対処できないんで手数が少ない技が中心になっちゃうんですけどもね。
一ヶ条とか、空気投げのできそこないの首投げとか。カウンターで掌底で相手の顎を打つ入り身突きとか、後ろ入り身とか。
とかってやってるうちにもうゼイゼイですよ。足元にスライディングする足払いなんて、オメーそりゃフラフラになって自分でコケてんだろ、って感じで。
長い。まだやめの合図は出ない。
なんとか相手を弱らせようと思ったんだけど、ああ、クソ、まだ元気いっぱいじゃねーか。足がもつれる。
足払いから起き上がるのだけで精一杯だ。チクショウ、入り身突きしかだせねえ。
息が切れる。星が。間合いが詰まる。首を払うしかできねえ。
もう一回足払いやったら起き上がれない。クソ。相手の肩を突く。

とやってるうちに、やめの合図。
へたりこみそうになるのをこらえて先生の前に。礼。

他の仲間に「今日は大活躍だったね」と声をかけられて、「今日はいつもよりたくさん技をこなすことができて、お得でした」なんて返しましてな。
うん。充実してた。

うまくできてもできなくても、それはその時の自分の技。なのであります。
出来不出来で言えば、まああんなもんだろう、と思います。
失敗したとか成功したとか、かっこ良かったかどうかとかは、今思い返しても、あんまり感想はないんですな、不思議とコレが。
「あの時はうまくいった」「あの時はダメだった」って言ってみても、その時に出る技、その時に出来ることが自分の力なんですから。

なんか、良いこと言っちゃってるみたいな気がしますが、しかしホントにそう思ってるのでかっこつけてるつもりは無いです。
二段になったから強くなったわけでもないしね。
日頃出来てないことが試験の場だけで偶然出来ても、日頃出来ていることが試験の場であいにく出来なくても、あんまり意味は無いってわけで。
試験の場が「イザ」って時なわけでもないし。緊張を強いるシチュエーションっていうのは似てるのかもしれないけど。

そんなわけで、これからも変わらず精進し続けるつもりです。まだまだ課題は多い。
最近になってやっと技が出せるようになった。
やっと自分と相手との間合いっていうのがわかり始めた。
やっと自分の体をどう動かすかがわかり始めた。
でもまだ相手の体をどう動かすかってことまで気がいっていない。崩しができてない。
それに自分の体軸の中心で技をかけることまで気がいっていない。
とてもとても自由に技を繰り出すなんて夢みたいな話でね。無意識のうちに体が動くなんて、てんでまだまだ。
それでもね、亀の歩みで進んでいくんですよ。
昨日言われたんですけどもね。僕が入ったばかりの頃、小学生の娘っ子が噂してたんだって。「まあステキな殿方」とかじゃなくてね。
「あのおじさん、ぎくしゃくしてロボットみたいねー」だってさ。
自分でも不器用で情けないってのは承知で、それでも続けてきた。少しは動けるようになったんで、も少しやってみたい。

そんなわけで、ヘタッピのへっぽこ合気道は続きます。
俺たちの冒険は始まったばかりだ!

ソカテゴリー:稽古日誌
コメント1件
コメント投稿

≪*.明日は昇段試験なのであります。
#.二段の憂鬱

最新記事 | 最新コメント | アーカイブ | カテゴリー | タグ | ログイン
紹介 | 紹介
Converted by Ktai Style plugin.